初フライト!


体験飛行会から1ヶ月!
何度も何度も連絡しても条件がわるく断られ、飛べずに、ほとんどあきらめかけていた矢先にやっとチャンスが巡ってきました。
天候はうす曇、午後に電車で一人で大鰐へ!
駅まで迎えに来てもらい、いざ練習バーンへ。
早速一通りの説明を受け、ライズアップの練習!風がよかったので、比較的簡単にうまくいったことを覚えています。
3回ほどライズアップし、ランディングの端まで走りました・・・。
ちょっと休憩がてらフライト説明?へ?・・・。
一言「立ち上げがあれだけできればもう大丈夫!飛びますか?」え〜、あれだけの練習でいいの!と思いながらもこんなにも早く飛べるならいいやと思い車へ乗り込み、練習バーンの上へ・・・。
テイクオフに到着。
まだまともにセッティングもできない状態なので、セッティングをやってもらい・・・、
そこからが過酷な条件であった。
「じゃ、私は(インストラクター)下で待っているから、私が下について少ししてから飛んできてください。」
えっ?何?ここから一人で飛び立つの?サポートなし!指示は?と聞くと・・・。
「ハンドマイクで指示するから」、「聞こえないのでは?」、「はじめは聞こえないかも、でもまっすぐ飛んでくればいいだけだから大丈夫!それに耳をすませば聞こえるよ!」、本当か〜。
ひとまず、テイクオフでも一通りのフライト説明を受け、インストラクターは車でランディングへ。
そのときの心境は、
失敗したらどうしよう・・・
大丈夫なのか・・・
どのくらいの風ならテイクオフできるのかな?
指示が聞こえるのかなあ?
と不安だらけでした。
ランディングについてインストラクター、何やら合図しているようだがよくわからず・・・。
いつテイクオフしていいのかわからず・・・。少しして、いいや、飛んじゃえ!の気持ちでテイクオフ!がむしゃらにとにかく走った。
わけがわからなかったが、あの揚力を得る瞬間の浮遊感!
それと地面から足が離れたときの映像は今でもはっきり覚えています。
飛んだ、というより浮いたというのが第一印象でした。
そのあとどのようにランディングしたかはよく覚えていません。
しかし、ハンドマイクの指示はまったく聞こえなかったことを覚えています。耳をすましても聞こえないじゃないか!
まっしかし2回目以降は確かに指示は聞こえるようになっていましたが・・・。
この日は3回のフライト、ほんのわずかな時間に浮いている高さもほんのわずかでした。
でもすごく楽しかった、気持ちが良かった・・・。
これが私が翼を手に入れた時のお話です。