雨の中の初高高度フライト!

A級を取得してから15本目、総フライト35本目でそのときはやってきました。
平日の金曜日、いつものとおりインストラクターに連絡して大鰐へ!曇り空、今にも雨が降りそう・・・。
エリアに着くと風はとても穏やかなアゲンスト。するとインストラクターが「今日は上からいってみますか?」えっ高高度、そろそろと思ってたけどついにきましたか!と喜びながらも・・・、
待てよ、どうやって飛んでくるの?フライトコースは?よく考えるとタンデムでも飛んだことない!大丈夫なのだろうか・・・と思いながら、ひとまずいろいろなの説明を受ける・・・。
大鰐はテイクオフからランディングがまったく見えず、それって初めての人にとってはかなりの不安要素。
飛んですぐにランディングを見つけることができるのだろうか?頭の中はそれでいっぱいいっぱい。「いつもどおりにテイクオフして、そこの林と十分に高度差ができたら、右に旋回してね。そうするとランディングが見えるから、何もせずまっすぐランディングに向かってきてください。」テイクオフでそんな説明を受けて、インストラクターは車でランディングへ・・・。
例のごとく(初フライトエピソード参照)初高高度にもかかわらず、サポートなしの一人でテイクオフ・・・。
まっしかたないのだけれどもね。このエリアは平日飛んでいる人はほとんどいないし、この頃はインストラクターと一対一のマンツーマンで指導されていたから・・・。
ひとまず、そんなことはもう慣れっこということで、イントラが下に行くまでしばし待機。
あれ・・・雨?おいおい、降ってくるなよぉ〜。少しずつ強くなっていく・・・。
無線から、「いつでもいいよぉ」との声、「雨降ってきましたよ、大丈夫ですか?」、「えっ本当だ、早く出てねぇ」ひとまず大丈夫らしい・・・。
しかし、さっきまでの程よいアゲンストがずいぶん弱くなっている。一発でうまく出たいので程よいアゲンストがくるのを待つ。
「結構降ってきたよ、早くでてねぇ、飛べなくなるよ」、そんなこと言われても・・・。
確かに強くなってきた、やばい!出ちゃえ!がむしゃらに走ってテイクオフ!目の前に広がる景色、お〜、高〜い、すご〜い。おっとランディングはどこだ、おっあった!あそこだな。結構冷静になって飛んでいた。
「あっちゃんと座ってないね、ハーネスに深く腰掛けてみて、ハーネスを引っ張るようにすると座れるよ。」と無線で、やってみる、おっこれはいい!今までハーネスにちゃんと座れていなかったらしく、こんなに快適に飛んだのは初めてでした。初の景色を堪能していると・・・雨が顔にあたる・・・。
そんなこんなで、いつもの講習バーンの上へ。いつもよりもかなり多く旋回して高度処理、無事ランディング。その途端、ザーとものすごい大雨!たたむ暇もなく、車の中へグライダーを押し込む。
ほんと一瞬の差だったようでした。そのあとは完全に本降り状態。その日は一本のフライトでした。でも、初高高度ということで満足な一日でした。